こんばんは♪
花あそび~花寿庵~
希望Nozomiです。
数日前に友人の息子さんが天国へと
旅立ちました。
突然のお別れでした。
その息子さんの旅立ちは、私の心を
大きく揺さぶりました。
そして 今日はなぜか、私が初めて
自分の魂でお花を生けたときのことを
書きたくなりました。
それはフラワーセラピーが
生まれた日でもあります。
興味がある方は、読んでみて下さい。
以前 もう生きることができない…と
思うくらい、自分の人生にお手上げの状態の時がありました。
その時の自分では 当時の現実を受け入れることも、理解することもできず、
私の何かが すべてまるっきり変わらなければ、その現実の中では 生きることができませんでした。
そんな時、いつもそばにいてくれたのが森です♪毎日 毎朝 森で過ごすことが
支えになる日々でした。
言葉はいらない。
どんな言葉も、役に立たない。
アドバイスも要らない。
自分がもっと違う何かに 目覚めなければ、ラクには なれませんでした。
そんな時、いつも森を見ていました。
葉っぱの 一枚一枚。
風にそよぐ枝。
光が射し込むときの 影。
ひんやりと冷たい大地。
みんな言葉はなく、
とても静かな世界。
それが いちばんホッとできました。
そんな時に、内側から込み上げるような衝動が湧き、お花を生けてみたいと手に取ったのは、
一本の タンポポの綿毛。
その時、ああ~何てすばらしいんだろう~!!と思いました。
どこに飛んでいくのか、わからない
綿毛の赤ちゃんたち。
どこに飛んでいくのか?わからないということは、命の保証はないということ。
肥沃な大地に降り立ち、そこで根を張り、芽を出せるとは 限らない…。
もしかしたら、川の中に落ちて流されたり、コンクリートの上で乾いて死んでいくかも知れない。
自分の命を 丸ごと、
天に委ねていることの、スゴさ…。
そして それをあっさりと
やってのけていることの、スゴさ…。
ああ~とても敵わないと思った。
その時に気づいた。
私のいのち、自分でコントロールせずに、宇宙に任せよう。
まだやることがあるなら きっと生きるだろうし、この綿毛のように風に任せて飛んでみよう~!!と。
その時に お花をデザインではなく
心=無意識 で生けるという体験をしました。
それ以来 毎日のように森で花を生けて
元気なとき
落ち込んだとき
怒りがあるとき
辛いとき
うれしいとき
さびしいとき
どんな自分であっても
その時にピッタリのお花があることに
とても驚きました。
自然界には、はじめからすべてが
用意されている。
元気な時には 気づくことができなくて
辛く悲しい時に 出会える花があることを知ったときは 衝撃でした!!
元気が良いわけではない。
どんな自分でも すべてOK!!
その時でしか 味わえない自分を、
丸ごと 味わえることが幸せなんだと。
自分の魂で 生きようとする人には
魂で 応えてくれる世界がある。
そんな世界で生きることを選んだとき
私の問題は消えていきました。
こんなエピソードをblogで書くつもりはありませんでしたが、
魂で生ききった 友人の息子さんに
読んでもらいたかったのかも知れません。
一つ 私の夢を記しておきます。
人生を終え、旅立ちを迎えるときに
その方の 魂に寄り添い、故郷へ帰る旅を案内する、弔いのお花を捧げる、
フラワーセラピストになりたいと思います。
エンディングフラワーセラピーです。
今日はいつも胸にしまっておいたことを2つも書いてしまいました(笑)
こんな機会を頂いたことに、感謝します~☆☆
そして最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
新たなる旅立ちに
祈りをこめて~