こんにちは。
花あそび~花寿庵~
希望のぞみです♪
ご無沙汰しています。
約1ヶ月振りのブログです(^_^;)
更新ないけどどうしたの??とお声がけ下さった方々、ご心配おかけしました。足を大ケガし、回復するまで静かに内省しながら過ごしていた1ヶ月。ようやく心身共に山を越え、回復に向かってきましたので、ご報告させて頂きます。
回復までのプロセスの中で体験したことをシェアさせて頂きますので、よろしければお読みくださいね♪
2月の末に左足の膝蓋骨脱臼をし、左足の膝のお皿が外れてしまいました。その際に内側靭帯が断裂し、かなりの内出血!
丸二日間は痛みがひどくて眠れませんでした。1週間は痛みと貧血でほとんど動けず、家事や身の回りのことは、家族や子供達のお世話になりました。
日頃から、自然にふれあい、自然と共に意識を合わせながら生きてきた私は、自分のカラダを通して、地球の「今」を感じるような体験をしました。
痛みがひどかった1週間は、強い炎症が起きていて、自分の身体全体が火山のように噴火しているように感じました。
まるで、今までずっと長い間耐えていた地球の痛みや怒りが、膝のお皿が外れたことで、内部から勢いよく沸き上がってきたように感じていました。
この痛みは偶然に起きているのではなく、「誰かに受けとめてほしい!」「わかってほしい!」「知ってほしい!」のではないか?
そんな気がしたので、痛み止めは飲まずに、その痛みを味わうことにしました。
痛みはとても強く、こんな痛みを抱えながらずっと長い間がんばって私達を支えてきてくれた地球に、申し訳なさと感謝とでいっぱいになり、眠りながら涙が出てくる日々でした。
身体の全細胞がケガをしている左足に向かって、一生懸命に働いている感じがしました。それは、被災した地域に援助やボランティアに集まる…震災の時の私達の姿に重なりました。
家の中は動けない私を中心に回り、生活スタイルが激変!!家族や友人、知人に、たくさんのサポートを頂きました。みんなが私に意識を向けて、サポートしてくれるのを感じ、そんな皆さんの「心」が、何よりの癒しになったのを感じました。
初めの1週間が過ぎると炎症が収まり、少しずつ動けるようになってきました。3月の秩父レッスンは、皆さんが青梅に集まってくださり無事に開催。
一泊二日の長野研修の仕事も、セラピストの仲間が代わりに行って下さり無事に終えることができました。
皆さん本当にありがとう!
3週間が過ぎギブスが外れ、久しぶりに自分の足で立ち、庭先でアーシングができた時の感激は忘れられません。
「立つ」ことがこんなに幸せなことなのかと、足元から力が沸き上がってくるようでした。
期間中、2月2日の節分に作らせてもらった縄文土器の壺を、ご縁のある方々と一緒に平和への祈りをこめて、野焼きをしました。まさに東日本大震災から10年目の3月11日のことでした。

祈りを込めたたくさんの土偶や土器が火の中から生まれました。

私の作った壺。地球(子宮)をイメージした壺です。何気なく書いた渦巻きの紋様がとても気になり、私の故郷を顕しているように感じました。

ほとんど家の中に居る1ヶ月を過ごし、亡き義父の介護用具が本当に役立ちました(笑)私を上手にお風呂に入れてくれた娘。
それは私と主人が生前、義父にしていた姿でした。
命はめぐり、持ちつ持たれつ。お互いさま。
いつも元気印の私にとって、スローテンポは想像以上に大事な時間になりました。色々な感謝の思いから義父が盆栽を飾っていた床の間にお彼岸明けの翌日から、毎日花(心)を生けることを始めました。
すると私へと繋がる、ご先祖様たちの命のリレーが、永い永い一本の道のように見えた気がしました。その道をずっと遡ると私の故郷がありました。そこには大いなる私達の根源がありました。
その故郷は、日々の暮らしにおいて、いつも私の花(心)にあることがわかりました。
これが私の「再生」の物語です。

「花寿庵からのお知らせ」
4月よりレッスン、講座のお申し込みを再開させて頂きます。次号で予定をご案内させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。