おはようございます。
花あそび~花寿庵~
花療法フラワーセラピスト
希望Nozomiです。
イベントの後半の続きです。
前半の庭園散策、フラワーセラピーの後は、美味しいお茶菓子とお抹茶を頂きました。
英治さんの奥様が開いた和菓子と茶房「紅梅苑」の上品な人気菓子、「柚子かご」。
そしてイベントの運営全体をサポートして下さった、「ひだまりの郷」オーナー清水敬子さんの手作りの「花弁餅」。
とても美しく、美味でした。
↓ひだまりの郷オーナー 敬子さん
そしてイベント後半の目玉。
お箏奏者 田邊奈帆さんによる、お箏の演奏です。
奈帆さんは多彩な才能をお持ちの方。2009年、青梅の梅林が「プラムポックスウイルス」により大部分が伐採され、それに伴う農薬散布の厳しい現状に対して、土地を浄化し環境を整え、生命エネルギーを高める作用のある「ホーリーバジル」を育て、お茶やキャンディーとして商品化されました。多く方に種や苗もお分けし、その活動は現在も続いています。
当日は素晴らしいお箏の演奏をして下さいました。一曲目は「さくら さくら」。
また曲の間には、生前の英治さんご一家の暮らしぶりを、英治さんの息子さんの著作を通して、参加者の方による「朗読」のサプライズを用意して下さいました。
この「朗読」の素敵だったこと。読んで下さった、なつみさん。普段から定期的に「朗読会」を主宰されており、まさにぴったりの人選でした。会場が一気に、時間を超え、昔と今がつながったような雰囲気でした。
私も当日、本番で、奈帆さんより突然の「朗読」の依頼(笑)
読ませて頂いたのは、東日本大震災の時に生まれた名曲「花は咲く」。
「花」は 「いのち」そのもの。
「花は咲く」
真っ白な雪道に 春風香る
わたしは懐かしい あの街を思い出す
叶えたい夢もあった 変わりたい自分もいた
今はただ 懐かしい あの人を思い出す
誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を 残しただろう
………………………………………………………
会の最後の参加者の皆さんの感想に、次の開催を希望し、リクエストして下さる方がとても多かったのが、嬉しく、また印象的でした。
来年には東京オリンピックが開催予定ですが、大事なのは「見栄え」ではなく、「中身」。
花は咲き、枯れていきます。その命の中で、私は何を残していけるのか?
今一度、胸に問うていきたいと思います。
最後になりますが、イベントを影で支えて下さった関係者の皆様、また素晴らしい会場を提供して頂いた、吉川英治記念館様、遠方よりご参加頂いた皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
花あそび~花寿庵~
花療法フラワーセラピスト 希望Nozomi