こんにちは。
花あそび~花寿庵~
花療法フラワーセラピスト
希望Nozomiです。
先週に開催された吉川英治記念館のイベント「~雅~お花とお箏のしらべ」の様子をご紹介させて頂きます。お写真もとても素敵なので、いつもより多めにご紹介させて頂きます。(お写真は仲田のりこさんに撮影して頂きました。)
今回のイベントは、3月に吉川英治記念館が閉館になるというタイミングで、今までの感謝の気持ちを込めて企画させて頂きました。
生前の英治さんご一家の暮らしぶりが偲ばれるこの地。先代が庭園の松を植樹し、主人が庭園を手入れ、管理させて頂いているご縁から、時折、手入れ作業を手伝いに行く機会があり、この地に関わる機会が多く得られました。そして作業に行く度、感じることがありました。
「その地を愛して、生きる。」
「その地の人と交流して、生きる」
それは、とても大事なことで、本人が亡くなった後も、その地に良い思いが残り、訪れる人や関わる人が受け取ることができる…そんな風に感じる場所でした。
( 今回用意した 白梅と椿 )
今回、このイベントを通して「日本人の持つ精神性や調和を大切にする心」、「日本の文化や暮らし」を再度思い出すきっかけになれば…そんな願いを込めて、準備させて頂きました。
そんな思いを受け取って下さる方が多いのか、数日であっという間に満席。当日はそういった意識の高い方たちが集まって下さったように感じました。ありがとうございます。
皆さんとお着物姿で庭園を散策しました。
お着物姿が似合う、真冬の庭園。
普段はおてんばな私もお着物を着ると、背筋が伸びて、身のこなしが変わる。不思議です(笑)
↓今回、お着物のお着付けを担当して下さった、岩間真奈美先生。
お着付け教室「華寿 はなことぶき」
埼玉県飯能市をメインに活動されています。
またもうひと方、ピンチヒッターでお着付けのサポートをして下さった、栗林知代先生。
「Kimonoasobi」
都内をメインに活動されています。山崎先生がご紹介下さったブログはこちら↓
https://kimonotabi.exblog.jp/27423946/
お二人のお着付けの先生のおかげで、今回のイベントの演出の部分をしっかり支えて頂きました。ありがとうございます。
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皆さんと庭園で記念写真を撮りました。20名近くの女性のお着物姿、とても素敵で個性が溢れます。
庭園散策から母屋に戻り、フラワーセラピーのレッスン。用意した花材は青梅にちなんだ「白梅」と「椿」。
花器にした竹の器は、今回は手作りで用意したいと思い、主人の協力で自社の竹林からチェーンソーで切り出し、一つ一つ丁寧に磨いて艶を出しました。
生けたお花を床の間に置き、見立てます。一人一人のお花を見せて頂きながら、心を観る時間。ご自身の中にある「女性性」が引き出される時間。
フラワーセラピーの醍醐味です。
お花を見立てる、皆さんの背中が美しいです。
全部、お花をご紹介できずに残念ですが、皆さんそれぞれに、とても素敵なお花でした。今でも、一人一人の生けたお花が瞼の裏で浮かんでくるようです。
ここでイベントの第一部は終わり、後半の第二部へと続きます。
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お読み下さり、ありがとうございます。後半は、ブログ②へ続きますので、よろしくお願いいたします。
希望Nozomi