おはようございます!
花あそび~花寿庵~
フラワーセラピスト
希望Nozomiです。
もうすぐ父が亡くなり、一年が経ちます。
桜🌸を愛でながら、美しい新緑の季節に旅立った父。あの時は悲しみが深く、新緑の美しさが眩しすぎるほどに感じました。
あれから一年が経ち、父が遺してくれたものを、父が亡くなってからもたくさん受け取っていることに、驚きと感謝でいっぱいです。
昨日はフラワーセラピーの秩父水曜日クラスのレッスンでした。
「ウォーキングフラワーセラピー」という野の花や草花を生けるレッスンを、父の遺してくれた庭や畑で開催しました。
秩父は豊かな自然に恵まれた場所。春の満開の花たちは、まるで桃源郷のような美しさです。
そんな景色の中で、庭や畑を歩きながら、気に入った「草花」を見つけ、自由に生けてもらいました。
子どもの頃に戻ったみたい…。
とっても気持ちいい…。
そんな声がたくさん聞こえました。
タンポポの綿毛を生けてくれたSさん。とっても楽しそうな素敵な笑顔だったので了解を得て、写真を撮らせてもらいました。
室内に戻り、皆さんが生けた花を並べてみます。たくさんの草花の中で、選んだ花は今の自分が共鳴しているお花です。
どんなお花を生けましたか?
同じタンポポを選んでも、印象はみんな違います。
雰囲気がとっても似ています。
大地のすぐそばで生きるの、野の花たち。
「地に足をつけて、今を生きる」
「いのちを全うする」
そのためのヒントを教えてくれます。
お茶タイムは、母の手作りの「よもぎのパウンドケーキ」
とっても美味でした!!
父が生前、1日の大半を過ごした庭は、父がいなくなっても、同じように春がきて、新しいつながりを育んでくれている。
母も庭や畑に癒やされて、少しずつ元気になってきています。
「死」は別れではなくて、新しい「はじまり」なのだと、今なら心から思えます。
「旅立つ人」と「見送る人」
どちらも見守り支える「エンディングフラワーセラピー」をいつか本格的に始めたいと思いました。
久しぶりに父とゆっくり会話したような春の1日、私にとって滋養の1日になりました。